2023.01.13 07:05
男3号
「…咳?」
「ウン夜ニナルト酷クテ。夜ズットシテルコトモアルカラチョット心配デ」
「ちょっと」って嘘だろうな、目の下の影が濃いなんてもんじゃない。それに自覚があるのかないのかそれとも眠いのか目元をしきりにこすってる。
素人が判断できることじゃないから変なことは言わないことがいいんだろうけど、それでもそうですかって切っていい話じゃない気がした。
「なんだろな?医者にかかってみるか?じいちゃんにお願いしたらよさげな人紹介ぐらいしてくれんだろ」
ハチは首を振った。
「イカノオ医者サンデショ?私タチタコダモン」
「んー…」
それももっともなことで。なにか自分でもできることできること。あれこれ考え巡らせて。
「…ああそうだ。ハチ、ちょっとここ居といてな。帰んないでくれよ」
立ち上がりかけるハチに待ったのジェスチャーをして表通りに早足で向かった。
※※※
没ネタ 勝手設定だけどタコ女8号は病弱なタコ彼氏がおるしイカ男3号はイカ彼女がおる
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