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2022.12.05 08:29

すずめの戸締まり

 ちょっと前だけど見てきた

 女子高生の鈴芽は通学途中、見知らぬ青年に近辺に廃墟はないかと尋ねられる
 心当たりのある場所を教えた鈴芽は青年のことが気にかかり後を追って廃墟に向かうのだが

 日本で過去に震災のあった場所を巡るロードムービーみたいなお話です
 青年草太は代々地震の元凶となる「みみず」を封じる役目を負った家の出であり、そんなことは知らず鈴芽がみみずを封じる要石を抜いちゃったんでさあ大変、みたいな

 個人的には同じ監督の君の名は。と天気の子より楽しめました
 ただお話が東北の震災をモチーフにしてるのできつい人にはきついだろうなというのは思います(私は幸い今までの人生ででかいのに襲われたことはない)

 割とね君の名は。も天気の子もえーなんでどうして?みたいに引っかかるところがあったんですよ
 そんなの話に勢いがあれば細けえことはいいんだよ!みたいなのもあるとは思いますが
 そういうひっかかりが極力少なかったような気がします
 例えば親が子供をほったらかしにするとか、子供が孤立してるのを周りが放っておいて長い間手が差し伸べられないとか
 子供が親のコントロール下ならそんな大冒険できないっしょというのは現代の学齢期のハイティーンを主人公にしたお話を作るときに課せられるくびきだけどそこをなんとかするのがクリエーターではないかと上から目線になってみる
 その点監督は違うけど竜とそばかすの姫は色々ひでえと思いました

 年上の人が子供のフォローをしいの酷い行動を取ったらその尻拭いもしいの未来にひたすら絶望してべとべとに落ち込むんじゃなくて希望がちゃんとあるよとやんわり教えのはここまでの三作の中ではバランス取れてたんじゃないのかなあ




 
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