2020.08.09 17:16
演劇はなまものだなあと思いました
天使は瞳を閉じてインターナショナルバージョン
詳しい説明はまあいいかその昔演劇界で飛ぶ鳥落とす勢いを誇った第三舞台のロンドン公演版の配信を見ましたよ
戯曲はオリジナル版もインターナショナル版も持ってるけどー、もちろんおおまかな話は覚えてる位なんだけどー、公演の映像は見るの初めてだなー
で、タイトル
鴻上尚史は時代を映す鏡的なお芝居をずっと作ってた人なので公演当時のバブル時代の空気を体感してないとわからない部分(テレビに異常な影響力があって人はテレビに映る流行のものにいちいち影響されてしかもその移り変わりが激しいとか)が多々あるんじゃないかなと
あ、コーマエンジェルじゃなくてエンジェルトランスになったんですねとか
なんぼ衣装が古臭くても流石にダンスはキレがあるなとか
そして時代の鏡なので何だか躁的でやかましい芝居だなーとか(私が第三舞台の芝居を生で見たのはもっとずっと後だったけどこんなんだったけー?って)
あと鴻上は(日本での)女性のありかたみたいなものにスポットをよく当てるんだけど男性のありかたにはあんまり向けないんよね
今になってみればマリは、ケイは、どうしてああなっちゃうんだろうなあと思うなあ
だからって日本人が主演の演劇でハリウッドみたいな恋も愛もくそったれ筋肉上等なメスゴリラが大暴れする話を見たいかと聞かれるとうーんって感じなんだけど
あとねずっと(内容的にでなく商業的に)100人の中の3人にしか向けてないお話を作ってきたしそれでよしとしてきた人達が風向きが変わったら今まで相手にしてなかった97人に向けた言葉を発してもそれは無理筋だと追うよ
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